東芝株の保有目的変更 米ファンド「提案行う」

東芝臨時株主総会の会場へ向かう株主ら=10月、千葉市美浜区(川口良介撮影)
東芝臨時株主総会の会場へ向かう株主ら=10月、千葉市美浜区(川口良介撮影)【拡大】

 米投資ファンドのキング・ストリート・キャピタル・マネージメントが、東芝株の保有目的を従来の「純投資」から「純投資および状況に応じて重要提案行為などを行う」に変更したことが29日、分かった。6月27日に予定される株主総会に向け、東芝に株主還元策の強化などを求めていく可能性がある。

 キング・ストリートが関東財務局に保有目的を変更する報告書を提出した。同ファンドは昨年6~7月にかけて市場で東芝株の取得を進めたほか、昨年12月に東芝が実施した第三者割当増資の引受先のひとつにもなっている。報告書によると、発行済み株式の5・23%を保有している。