森永 アイスで“働き方改革” 専用冷凍庫の導入企業を募集

 疲れを感じる夕方はアイスでリフレッシュ-。夏本番を控え森永製菓がアイスのリラックス効果を活用して働き方改革につなげてもらおうと、夕方になるとロックが解除される専用の冷凍庫を開発し、導入する企業を募集している。

 森永製菓のチョコレートアイス「パキシエル」は外側の板チョコに厚みがあり食べるときにパキッと音がするのが特徴。専門家に依頼した調査では、リラックス状態を示す脳波が音を聞くことによって増えたという。

 パキシエル専用の冷凍庫は午後4時になるとロックが解除され、5時まで自由に食べることができる。今年3月に下着メーカーに試験的に設置したところ2週間で約1000本が消費された。「生産性が上がった」「社内の雰囲気が明るくなった」との声が寄せられたといい、森永製菓は「新しい働き方改革の一つ」と企業に呼び掛けている。

 募集は5月末までで、東京23区内の職場に2週間程度設置して管理できることなどが条件。アイスは森永製菓が無料で提供する。2社を選び、反響をみて継続するか検討するという。