スルガ、異例の下方修正か 18年3月期、ずさん融資で

 スルガ銀行が、5月に発表した2018年3月期連結純利益の下方修正を検討していることが3日、分かった。シェアハウス以外の不動産にもずさんな融資の問題が拡大し、貸倒引当金の積み増しが必要との判断に傾いているもようだ。いったん市場に開示した業績を短期間で大幅修正すれば異例で、スルガ銀の企業統治への不信感がさらに高まるのは必至だ。

 スルガ銀は、シェアハウス「かぼちゃの馬車」への投資を巡る融資に傾倒。運営会社スマートデイズ(東京)の経営破綻で融資が焦げ付く恐れが高まり、5月15日に発表した純利益は前期比50・5%減の210億円と7年ぶりの減益となった。

 その後、かぼちゃの馬車を巡る所有者側弁護士の調査で、預金額の水増しなど同様の手口により、中古アパートへの投資などでも本来は貸せない人に融資していた可能性が発覚した。