東芝、PC子会社をシャープに40億円で売却

 東芝は5日、パソコン事業を手掛ける子会社をシャープに売却すると発表した。株式の80.1%を40億500万円で売却する。東芝は不採算事業の整理を進めており、今後はエネルギーや社会インフラに経営資源を集中する方針。シャープは買収を機にパソコン市場へ再参入する。

 売却するのは、ノートパソコン「ダイナブック」を手掛ける東芝クライアントソリューション(東京都江東区)。売却手続きは10月1日に完了する計画。

 東芝は、1985年に世界初のノートパソコンを発売し、一時は世界シェア首位を誇ったが、中国勢などとの競争に加え、スマートフォンの普及による市場縮小で販売が低迷。パソコン事業の2018年3月期の営業損益は96億円の赤字に陥っていた。

 一方、シャープは「メビウス」ブランドのパソコンを手掛けていたが、10年に撤退していた。