【ベンチャー支援の現場から】味の素・日航・富士ゼロ、協業拠点を開設 (1/2ページ)

富士ゼロックスの協業拠点「フューチャーエッジ」(同社提供)
富士ゼロックスの協業拠点「フューチャーエッジ」(同社提供)【拡大】

 ■新規事業や働き方改革後押し

 ベンチャー企業などと協業するための拠点を大手企業が相次いで開設している。大手企業は組織が複雑になり、意思決定に時間がかかる傾向が強いが、ベンチャーとの協業で新規事業の創出だけでなく、働き方改革にもつなげようとしている。

 味の素の「クライアント・イノベーション・センター」は、アミノ酸をはじめとする同社が所有する37件の研究成果と顧客企業の技術や研究成果とを結びつける拠点として1日、川崎事業所(川崎市川崎区)内に開設した。

 保有技術を映像などを使って紹介する「テクノロジースペース」や顧客企業と協業するテーマなどを話し合うための「デジタルアイディエーションスペース」などを設けた。同社は2020年度にグループ会社の研究開発拠点も川崎事業所に集約し、グループ全体でオープンイノベーションの取り組みを加速させる方針だ。

 日本航空も4月に「JALイノベーションラボ」(東京都品川区)を開設。約500平方メートルのラボ内に空港や機内を模した空間を設け、ロボットや仮想現実(VR)など、ベンチャー企業が開発した技術やサービスを検証できるようにした。

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