5月の倒産件数は4%減 負債総額は45年ぶりの低水準 東京商工リサーチ調べ

 東京商工リサーチが8日発表した5月の全国の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年同月比4.4%減の767件と2カ月連続で前年を下回った。負債総額は2.4%減の1043億9900万円で、5月としては昭和48年(959億8900万円)以来45年ぶりの低水準だった。

 景気の回復傾向を背景に低水準が続いているが、後継者難などを主因とする倒産は増加傾向で、東京商工リサーチは今後について「人手不足が件数を押し上げる可能性がある」と指摘した。

 件数の地域別では、全9地域のうち4地域で前年同月を上回った。特に震災復興需要が一巡した東北は4カ月連続で増加したほか、中国でも3カ月連続で増えた。北陸は4カ月ぶりに、中部も2カ月ぶりに増加した。