ロールス・ロイスSUVが日本デビュー 力強い走りと豪華さを両立

ロールス・ロイス・モーター・カーズ初のSUV「カリナン」=11日、横浜市西区
ロールス・ロイス・モーター・カーズ初のSUV「カリナン」=11日、横浜市西区【拡大】

 英高級車メーカーのロールス・ロイス・モーター・カーズは11日、同社初のスポーツ用多目的車(SUV)「カリナン」の予約販売の受け付けを日本で始めたと発表した。山道や雪道などでも安定走行できる四輪駆動車の力強さと「魔法のじゅうたん」とされるロールス・ロイス独特の上質な乗り心地を両立した。

 最大約570馬力を発揮する排気量6.75リットルの高出力エンジンを搭載。乗り降りと運転のしやすさを両立するため、乗車時に車高が4センチ下がり運転時には4センチ上がる機能も搭載した。

 後部の収納スペースにはテーブルと椅子が格納されており、スイッチ操作で簡単に開閉できる。

 例えば、ドライブの目的地でワインを飲みながら景色を優雅に楽しめる。希望小売価格は3800万円から。

 横浜市内で開いた発表会でアジア太平洋地域の販売責任者、ポール・ハリス氏は「若いファミリー層や起業家などを取り込み、SUV市場でも存在感を発揮したい」と述べた。