日産、アプリのシステム変更が理由 フェイスブック利用者情報へのアクセス

 米交流サイト大手のフェイスブック(FB)が、日産自動車など一部企業に利用者の個人情報へのアクセスを認めていたとウォールストリート・ジャーナル紙が報じたことについて、日産の米国法人は11日、FBと連携させている自社アプリのシステム変更のためだったとの見解を示した。

 一部の日産車は、日産の自社アプリを使って、FBの機能の一部を車載ディスプレーで利用できる。FBが外部システムで連携しやすくする技術仕様「API」を更新した際、これに日産がシステムを対応させるまでの間、利用者が従来通り、情報にアクセスできるようにしていたと日産は説明している。

 FB日本法人によると、FBは2014年に開発者がアクセスできる利用者情報を制限したAPIに移行した。数社から利用者の使い勝手が悪くならないよう情報アクセスの期間延長の要望があり、これに応じて短期間認めたという。

 ウォールストリート・ジャーナル紙電子版は8日、FBが日産やカナダ・ロイヤル銀行など「少数」の企業に利用者の友人や電話番号、親密度の分析結果といった情報へのアクセスを特別に認めていたと報じていた。(ニューヨーク 共同)