人の力で装着型ロボ作動、娯楽用に進化 スケルトニクス・阿嘉倫大CEO (1/2ページ)

インタビューに応じるスケルトニクスの阿嘉倫大CEO=東京都八王子市の同社
インタビューに応じるスケルトニクスの阿嘉倫大CEO=東京都八王子市の同社【拡大】

 物流や介護の現場に浸透し始め、重量物の運搬などに活躍している装着型ロボットを、エンターテインメントに進化させたスケルトニクス(東京都八王子市)。搭乗型外骨格ロボット開発などを手がける同社の阿嘉倫大最高経営責任者(CEO)にロボットの特徴などを聞いた。

 --ロボットの最大の特徴は

 「主動力に電気を使わず人の力で動かせることだ。『三次元閉リンク機構』と呼ばれる独自の仕組みで、搭乗者の腕や脚などの動きに追従してロボットのアームなどもいっしょに動く」

 --電動式が多いが

 「体全体に装着する外骨格型ロボット開発では重さが課題となる。ロボットスーツは、身長が2倍になると重さは8倍となり、人間が装着するにはあまりにも重すぎる。人間には筋肉という優秀な天然アクチュエーターがあり、体格の2倍くらいの大きさなら人の力で何とか動かせるのではと考え、ロボットには不可欠とされている電動アクチュエーターをあえて捨てた」

 --ロボットの大きさは

 「腕を広げると3.4メートル、身長は約3メートル、重さは約40キロ。人の動きを大きく拡大して見せることができる」

 --装着型ロボットは建設現場などで使われているが

 「スケルトニクスのロボットはエンターテインメント分野で活躍している。具体的には、テレビ局で年末に放送される歌番組のセットなどで使われるほか、企業や自治体などのイベントにも有償で貸し出している」

続きを読む