中国で「CESアジア」、三菱電機が初出展 自動運転の先端技術で活況

三菱電機の自動運転車(共同)
三菱電機の自動運転車(共同)【拡大】

  • CESアジアで展示された百度(バイドゥ)の無人運転バス(共同)

 中国上海市で家電などの先端技術の見本市「CESアジア」が13日から始まった。IT企業や自動車メーカーなど各社が自動運転や人工知能(AI)などの最新技術をアピール。日本勢では三菱電機が初出展し、人工衛星を利用した自動運転車を披露した。

 中国は自動運転の開発を国家を挙げて推進していることもあり、主催者によると、今回の自動車関連の展示は過去最大規模となった。

 三菱電機の自動運転車は、準天頂衛星「みちびき」からの信号を使って車両の位置を把握。誤差を数センチ単位まで縮めることが可能という。同社幹部は将来的には自動運転分野で中国市場への参入を目指したいと語った。

 ホンダも出展し、AR(拡張現実)技術を使って、運転手の視界にナビゲーション情報を示す製品を展示した。

 また中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)はAIが運転手の表情から疲れを察知する技術のほか、ハンドルがない無人運転バスを披露。ドイツの自動車部品大手コンチネンタルはAIが歩行者の動きを予測し、自動運転を支援するシステムを公開した。

 中国の新興電気自動車(EV)ブランド「拝騰(バイトン)」は車内でネットや映画鑑賞を楽しめ、自動運転も可能な車両を展示。来年末にも量産を始める予定で、来場者の注目を集めた。

 CESアジアは、米ラスベガスで毎年開かれる世界最大の家電見本市「CES」のアジア版で、今年で4回目。(上海 共同)