富士ゼロックス、買収反対派が取締役就任へ

 富士ゼロックスは14日、米ゼロックスのジョン・ビセンティン最高経営責任者(CEO)が取締役に就任すると発表した。ビセンティン氏は親会社の富士フイルムホールディングス(HD)による米ゼロックス買収に反対しており、取締役会での議論にも影響が出そうだ。富士ゼロックスは米ゼロックスのCEOが社外取締役を務めることが慣例になっている。米ゼロックスでは買収を推進したジェフ・ジェイコブソン氏が辞任し、反対派の大株主が送り込んだビセンティン氏が新CEOに就任していた。富士ゼロックスは生え抜きの栗原博社長が特別顧問に退き、富士フイルム出身の玉井光一副社長が社長に昇格する人事も発表した。