ストレス社会や超高齢社会の進展で、急成長が見込まれているリラクセーション業界。ハワイ生まれの「ロミロミ」と呼ばれる手法で多店舗展開を進めているのが、ハワイアンフォレストだ。ハワイアンサロンのチェーンは珍しく、現在の20店舗を5年後に5倍の100店舗に拡大する計画だ。森優代表取締役に、現状と今後の展開などを聞いた。
5年後100店舗目標
--ハワイアンサロン「サロンドチャチャ」が好評だ
「女性の五感を癒やすサロンとして、空間、接客、技術、アロマのすべてにこだわった運営をしており、癒やしを求める利用者のニーズにうまくミートした。リラクセーション業界は2013年に産業認定を受けたばかりの若い業界で、(業界の)基盤がまだきちんと築かれていない感覚がある。私自身はそこにいろいろ挑戦して革命を起こしたいと思っている」
--サービスもユニークだ
「ボディケアや骨盤調整、フェイシャルなど顧客のニーズに応じ、メニューをカスタマイズすることが可能。さらにアロマもハワイから直輸入したものを含め、その日の気分に合わせて40種類から選択できる。これだけアロマをそろえたサロンはおそらくない。ハワイをイメージしたコテコテした内装などもかわいらしいと評判だ。また、着衣のままリンパの流れを良くする『クロージングトリートメント』と名付けたメニューも開発している。服を脱ぎたくない、オイルのベタベタした感覚が嫌いといったニーズも一定数あることに着目した。業界初の取り組みをどんどん実行したい」