コンコルディアFG新社長の川村健一氏 「関東圏でさらなる再編も」

インタビューに答えるコンコルディア・フィナンシャルグループの川村健一社長
インタビューに答えるコンコルディア・フィナンシャルグループの川村健一社長【拡大】

 横浜銀行と東日本銀行を傘下に持つコンコルディア・フィナンシャルグループ(FG)の新社長に就任した川村健一氏(58)が共同通信のインタビューに応じ、今後さらなる再編を行う場合、関東圏を対象に検討する考えを示した。

 グループ発足から2年が経過したが、低金利の長期化や周辺地銀の再編などで競争は激しさを増している。川村氏は他行が合流する条件として、地域経済へのメリットや株主らの理解を挙げ「遠くの地銀は考えづらい。既存店舗のある関東圏での話になる」とした。

 川村氏は東京都内での営業強化に意欲を示し、「潜在成長力を持つ中小企業を中心に資金需要の掘り起こしを図る」と語った。

 来年1月には2行のシステム共同化を控えており、川村氏は「グループ一体運営の推進に弾みがつく」と強調する。複数行による共同店舗の運営が容易になるよう、金融庁が今夏にも規制緩和する方針を打ち出したことも追い風で、「合併と同様の効率化が期待でき、行員が銀行の壁を越えて仕事する面でも意義深い」と歓迎した。