三菱マテリアルの小野新社長「ガバナンス強化続ける」 記者会見の主なやり取り


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 三菱マテリアルの小野直樹新社長が開いた記者会見での主なやり取りは次の通り。

 --社長を引き受けた理由は

 「経営陣を総入れ替えして改革する手もあるが、一連の問題に向き合ってきた人間として改善が必要な点を深く認識している。ガバナンス強化を続けるため受けるべきだと判断した」

 --「最終報告書」の発表時に把握していた別の不正を公表しなかった理由は

 「意図的な改竄でなく転記ミスと判断した。顧客に伝え、品質も確認された」

 --竹内前社長は引責辞任の理由を公の場で説明しないのか

 「社長交代を発表した11日のプレスリリースで退任理由を説明している」

 --世間の感覚とずれている

 「批判は真摯(しんし)に受け止める必要がある」

 --竹内氏が会長として残っても改革できるのか

 「竹内会長は代表権を持たない。また実際の業務は私以下執行役が全面的に担う」

 -- 一連の不正問題の原因をどう考えているか

 「本社役員と事業部門のトップなど、あらゆる階層でコミュニケーションが不十分だった。タイムリーに話をする関係でなかった」