田淵電機が私的整理 太陽光部品の販売不振で

 電子部品を手掛ける田淵電機は25日、私的整理の一種である「事業再生ADR」を第三者機関に申請し受理されたと発表した。太陽光発電システムの関連部品が市場縮小の影響で販売不振となり、業績が悪化していた。今後は事業を続けながら、取引銀行に資金繰り支援を仰いで再建を図る。

 田淵電機は平成24年に導入された再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を追い風に太陽光発電分野で事業を拡大してきたが、発電した電気の買い取り価格引き下げのあおりで市場が縮小すると、経営が悪化。30年3月期の最終損益は88億円の赤字で、2期連続の赤字に陥っていた。