トヨタ・東富士工場、体制効率化 東北に一部車種の生産移管

トヨタ自動車東日本岩手工場の生産ライン(ブルームバーグ)
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 トヨタ自動車が、子会社の東富士工場(静岡県裾野市)で製造している乗用車の一部車種の生産を、宮城県や岩手県の工場に移管する方向で検討していることが26日分かった。今年秋以降、東富士工場で働く約1100人を対象に配置転換も実施する。生産体制を効率化する狙い。

 東富士工場を運営するトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の幹部が5月上旬、従業員に配置転換の方針を説明した。具体的な人数は今後、調整する見通しだ。

 東富士工場は小型車「ポルテ」や「スペイド」「ジャパンタクシー」を手掛けており、これらの車種を移す見込み。今月22日に新型を発売した最高級セダン「センチュリー」は当面、東富士工場で生産するとみられる。

 トヨタ自動車東日本は宮城大衡工場(大衡村)でミニバン「シエンタ」やセダン「カローラ アクシオ」を、岩手工場(岩手県金ケ崎町)でスポーツ用多目的車(SUV)「C-HR」などを生産している。