パナ、新開発・長距離画像センサー 来年度からサンプル出荷

 パナソニックは3日、新開発した、250メートル先にある物体までの距離情報を画像化できるセンサーのサンプル出荷を来年度から開始する計画を明らかにした。自動運転の実用化を目指す国内外の自動車メーカーなどに機能を売り込み、本格的な搭載の拡大につなげる。

 新開発のセンサーは、独自の画像計測技術の採用で、従来のステレオカメラやセンサー単体では難しかった夜間での物体の長距離計測と高い解像度を両立させたのが特徴。自動運転には、遠くの物体と車との距離間隔をいち早く認識することが事故防止に不可欠となるため、パナソニックは車載用向けなどを中心とした用途に採用の拡大を見込む。

 パナソニックは、2021年度に車載用システムの売上高を、17年度比で約1.5倍の2兆5000億円に引き上げて、世界の自動車部品メーカーの中で上位10社入りすることを目標に掲げている。