デンソーが制御技術活用の農業ハウス

 デンソーは10日、自動車用エアコンで培った技術を活用し、温度や湿度などをきめ細かく制御して収穫量を増やす農業用ハウスを開発したと発表した。2019年5月に販売を始める。農業用ハウスメーカーの大仙(愛知県豊橋市)、種苗販売のトヨタネ(同市)と共同で手掛けた。センサーがハウス内の状況を検知し、暖房機やカーテンなどを自動で制御して農作物に適した環境を保つ。商品名は「プロファーム T-キューブ」で、幅40メートル、奥行き50メートルの標準型で6480万円を予定している。3社は農業用ハウスの導入支援や保守などを担う新会社「トリシードアグリ」を今年12月に共同で設立する。大仙が51%、デンソーとトヨタネが24.5%ずつ出資する。