出光・昭和シェル統合 「統合会社発足してもブランド継続」記者会見での一問一答

会見する(左から)昭和シェル石油の亀岡剛社長と出光興産の月岡隆会長=10日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)
会見する(左から)昭和シェル石油の亀岡剛社長と出光興産の月岡隆会長=10日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)【拡大】

 出光興産の月岡隆会長と昭和シェル石油の亀岡剛社長の記者会見での主なやりとりは次の通り。

 --ガソリンスタンドのブランドはどうなるのか

 月岡氏「当面は統合会社が発足しても(それぞれの)ブランドは継続する。その後については新会社の中で検討する」

 --7つの製油所は統廃合するのか

 亀岡氏「両社の製油所はアジアの中でトップクラスの競争力を持ち、安定供給がわれわれの使命だ。現時点で(統廃合については)まったく考えていない」

 --出光が形式上、昭シェルの親会社になる

 月岡氏「形式にとらわれず、今までフェアにやってきた考え方を統合会社に取り込んでいく」

 亀岡氏「統合が目的ではなく、強い会社を作るのが目的だ。従業員や特約店、販売店がビジネスを広げていけるかが重要だ」

 --平成27年の最初の統合合意から3年を要した

 月岡氏「JXTGホールディングスが誕生し、また石油業界で需要が減退する中、(昭シェルとの)統合は経営の重要な戦略だ」

 亀岡氏「エネルギー業界が置かれた環境を考えると、統合は待ったなしだ」

 --物言う株主として知られる村上世彰氏の関与は

 月岡氏「創業家側に助言する立場で関わっていたと理解している」

 亀岡氏「村上氏が(出光経営陣と創業家が)膠着(こうちゃく)状態だったところを突破することに貢献してくれたと聞いており、ありがたい」