【群馬発 輝く】日本人に合う独自路線のコーヒー店 大和屋 (4/4ページ)

 --今後の展望は

 「店舗数を増やしていき、若い人など大和屋のファンの層も増やしていきたい。まだ開拓できていない、激戦区の東京都の方でも出店できればいいと思っている」

 --「お試し珈琲」で困ったことは

 「長年好評の『お試し珈琲』は、豆の販売につなげる一つの方法だが、好きな種類が選べない、順番待ちなどで落ち着けないという意見もある。今後、有料でも好きな珈琲をゆったり楽しめる喫茶の業態も検討している」

【プロフィル】平湯正信

 ひらゆ・まさのぶ 中学卒業後、印刷会社、大手コーヒー製造会社を経て、1980年10月に大和屋を創業。焙煎をはじめ、喫茶店のオーナーの相談役など幅広くコーヒーの知識を学ぶ。70歳。長崎県出身。

 ■各国えりすぐりの豆を量り売り

 大和屋の創業当時からのイチ押しは「木炭焙煎珈琲豆」だ。

「木炭焙煎珈琲豆」

「木炭焙煎珈琲豆」

 ブラジルやインドネシアなどの契約農園をはじめ、世界各国からえりすぐった豆を買い付け、自社工場で職人が木炭の火力を絶妙な加減でじっくりと焙煎。独自の芳醇(ほうじゅん)な香りと豊かな味わいを作る。

 鑑定士がカッピングし、味・色・香りを最終的に確認。こうして自社基準を満たした豆だけが店頭に並ぶ。豆は、形、大きさなどがよく見えるようにガラスの瓶に入れ、客からの注文に応じて100グラムから量り売りをしている

 高崎本店は、大八車を使用した照明や全国有数の窯元のコーヒーカップなど和にこだわっており、40種類以上の木炭焙煎珈琲豆を選ぶことができる。