オーシャンスパイラル、くにうみアセット 「海中バルーン」で業務提携

業務提携したオーシャンスパイラルの米沢徹哉社長(右)と、くにうみアセットマネジメントの山崎養世社長
業務提携したオーシャンスパイラルの米沢徹哉社長(右)と、くにうみアセットマネジメントの山崎養世社長【拡大】

 海の気球「海中バルーン」に乗って海中空間を楽しむ事業に挑むベンチャー企業、オーシャンスパイラル(東京都港区)は12日、業務提携したくにうみアセットマネジメント(同千代田区)との本格的連携を始めたと発表した。同社のプロジェクトファイナンスのノウハウを、海中バルーン事業のグローバル展開に向けた資金調達に生かす。その一環として海中バルーンの証券化スキームを共同開発する。

 海中バルーンは、母船となる海上ユニット(サポートベゼル)と深度100メートルまでの潜水が可能な海中ユニット(球体形潜水装置)が一体化。海上の快適なクルーズとともに、海中のプライベート空間を提供する世界初の乗り物で、ホテルやエンターテインメント企業などにリースやフランチャイズ形式で2020年からサービスを開始する予定。

 今回の業務提携で、くにうみアセットはオーシャンスパイラルのプロジェクトをグローバル展開するための資金調達を支援。また、海中バルーンの製造を促進するため、航空機にみられる区分所有による投資スキームを参考に海中バルーン証券化スキームの開発を始める。

 製造費用の安定的な調達を実現するためで、小口投資家にも参加を呼びかける。これにより海中バルーンの全世界への計画的な供給につなげる。