アロマセラピー「GAIA」が支払い遅延 工場は一時帰休、取引先も困惑 (1/2ページ)

 7月に入り、「GAIA」ブランドのアロマセラピー関連商品を手がけるガイア・エヌピー(東京都)が支払い遅延を起こした。本社の入り口は閉鎖され、目が離せない状況が続いている。(東京商工リサーチ特別レポート)

◆薬草を用いた化粧品開発にも乗り出していた

 ガイア・エヌピーと連絡が取れないとの問い合わせが東京商工リサーチ(TSR)に多く寄せられている。

 ガイア・エヌピーは、アロマセラピー関連商品のほか、ノンシリコンシャンプー、天然素材をベースとした各種美容液などの製造販売を手がけ、2017年8月期の売上高は約5億5810万円をあげていた。

ガイア・エヌピーが入居するビル

ガイア・エヌピーが入居するビル

 2012年6月には、農商工等連携促進法に基づいた「農商工等連携事業計画」(中小企業と農林漁業者が連携、それぞれの得意分野を活かして新商品の開発や生産を行う)の認定を受け、長野県駒ケ根市に自社工場を開設。地元農場と連携し、地元で栽培された薬草を用いた化粧品開発にも乗り出している。

 TSRへの問い合わせが増えだした7月3日、ガイア・エヌピーの本社を訪問すると、人影はない。貼り紙などはないものの、入り口は閉鎖されていた。

 取引先の1社はTSRの取材に対し、「7月2日に6月末の入金がなかったことがわかり、急遽ガイア・エヌピー本社に駆け付けたが事務所は閉まっていた」と話し、通知や連絡が一切ないことに困惑の表情を浮かべていた。

一部取引先に送られたFAX