「投資は男の世界」業界工夫で昔の話へ ハードル下げる女性限定イベント (1/2ページ)

楽天証券が開催した女性限定イベント「お金の女子会」。テーブルにはコーヒーとケーキで和やかムードを演出=6月下旬、東京都千代田区
楽天証券が開催した女性限定イベント「お金の女子会」。テーブルにはコーヒーとケーキで和やかムードを演出=6月下旬、東京都千代田区【拡大】

 証券業界が女性需要の取り込みに向け“男子禁制”イベントの開催を加速させている。働く女性らが老後不安などから投資に関心を持ちつつも、「投資は男性の世界」とのイメージが心理的なハードルとなっているためで、各社は趣向を凝らして身近な存在としての投資をアピールしている。

 「もうけようと思わないことがポイント」。6月下旬、東京都内のレストランに集まった30代のOLなど30人が女性アナリストの声に耳を傾けた。「レストランもチェーン店とビストロを使い分けますね。投資も偏らないこと」。女性目線のたとえ話に、ペンを走らせる音が響いた。

 イベントを企画したのは楽天証券。同社の口座数の女性比率は3割程度だが、今年始まった積み立て型の少額投資非課税制度「つみたてNISA」利用者では4割が女性で、うち約4人に1人が初心者だという。同社は「女性の投資機運が本格化してきた」と期待する。

 「男性が入ると専門的な雰囲気になり女性は気後れする」(楽天証券経済研究所)との配慮から対象者を女性に絞った。テーブルにケーキとコーヒーが並び、お土産も配られるなど女子受けする構成。参加した女性会社員(29)は「ガツガツしてなくてよかった」と口元を緩めた。

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