関電、猛暑で企業と初の節電取引…需要のピーク抑制

 関西電力が、企業に数時間単位の節電を呼びかける新たな仕組み、「ネガワット取引」を実施していたことが、23日分かった。関電が実施するのは初めて。記録的な猛暑によって冷房などの使用が急増したため。

 電力需要のピークを抑える目的で、幅広い業種の工場などに数時間単位の節電を要請する仕組みで、要請に応じた企業に電力会社が電気代を割り引くなどの対価を払う。平成29年度に導入され、東京電力ホールディングスなどが既に実施している。

 関電がネガワット取引を実行したのは、17日と18日の2日間。いずれも午後3時から午後6時まで、工場などが計約27万キロワット分の消費を抑えた。

 関電の電力需給を巡っては、18日午後4時台に管内の使用率が98%を超えると見込まれたため、中部電力や中国電力などから計100万キロワット分の電力融通を受けた。