二輪各社、販売態勢見直し 専売店拡充などでファン囲い込み (1/2ページ)

ホンダの専売店「ホンダドリーム」内に展示された二輪車=川崎市宮前区
ホンダの専売店「ホンダドリーム」内に展示された二輪車=川崎市宮前区【拡大】

 国内市場の先細りを背景に、二輪各社が販売態勢の見直しを進めている。試乗車の品ぞろえやアフターサービスを充実させた専売店の出店拡大・最上位店の認定など、販売店の質の向上が中心だ。こうした拠点でのイベント開催などでバイクファンとの絆を強め、囲い込むことが狙い。一方、幹線道路沿いが主流の販売店とは一線を画し、東京都心にショールームを設けて新規需要を掘り起こそうとする動きも出ている。

 ツーリング、試乗会、運転講習、レース観戦…。ホンダの専売店「ホンダドリーム」のホームページには、バイク愛好者向けのイベントの告知が並ぶ。同社は5系列あった販売店を4月から、趣味性の高い中・大型バイクを中心に全モデルを取り扱うホンダドリームと、小排気量(250cc以下)のモデルを販売する「ホンダコミューター」の2系列に再編した。ホンダドリームは、延べ床面積約330平方メートル以上を目安にサービス工場併設などの要件を満たした店舗。38都道府県145店で始め、2020年までに200店に拡大する計画だ。

 ホンダの国内二輪販売を担うホンダモーターサイクルジャパン(東京都北区)の加藤千明社長は、「いたずらに『量』を追い求めるのではなく、『質』の追求に挑戦し、市場を活性化させたい」と話している。

 ヤマハ発動機の販売子会社、ヤマハ発動機販売(東京都大田区)は1月から、中・大型のスポーツバイクなど全モデルを取り扱う最上位店「アドバンスディーラー」の認定を開始。要件はメンテナンスの対応や試乗車の確保などで、50店以上が認められた。店内には最上位店であることが掲示され、同社が専門誌やホームページで紹介する。

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