ファーウェイ、2位に躍進 スマホ世界シェア、アップルを抜く (1/2ページ)

セルビアの携帯電話ショップに並ぶ華為技術のスマホ=ベオグラード(ブルームバーグ)
セルビアの携帯電話ショップに並ぶ華為技術のスマホ=ベオグラード(ブルームバーグ)【拡大】

 米調査会社IDCが7月31日発表した2018年4~6月期のスマートフォン出荷台数によると、中国の華為技術(ファーウェイ)が初めて米アップルを抜き、韓国のサムスン電子に次ぐ2位になった。世界市場で中国勢の台頭が鮮明になりつつある。華為の出荷台数は前年同期比41%増の5420万台と、市場全体の16%を占めた。サムスンのシェアは21%で、アップルは12%。小米とオッポ(OPPO)が続き、トップ5に中国勢が3社入った。

 中国のスマホメーカーは中国市場の成長や海外への進出により勢力を拡大している。華為はスパイ活動に対する懸念を理由に米国市場から締め出しを受けたが、代わりに欧州やアフリカでシェアを伸ばしている。

 米市場調査会社カナリスのアナリスト、ベン・スタントン氏は「サムスンとアップルによるツートップの牙城が崩れたのは7年ぶりだ。米国市場からの締め出しが華為をアジアや欧州でのシェア拡大に駆り立てた」と指摘した。

 アップルにとって4~6月期は一年で販売が不振になる時期だとカナリスは指摘する。アップルは年後半に新製品を発表し、10~12月期と1~3月期に売り上げを伸ばす傾向があるためだ。アップルの発表によると、4~6月期から「iPhone(アイフォーン)X」の販売が横ばいとなり、勢いが鈍化した。

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