長期金利が一時0.145% 日銀の国債買い受け乱高下

 2日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債の終値利回りが前日比0.010%低い0.115%となった。一時は1年半ぶりの高水準である0.145%をつけたが、日銀の国債買い入れを受けて低下に転じるなど乱高下した。

 朝方は、長期金利の上昇を一定程度認める日銀の政策修正をにらみ、国債を売って上昇余地を試す動きが優勢だった。10年債入札が低調な結果となり、売りが強まる場面もあった。

 しかし日銀が、入札当日の午後という異例のタイミングで国債買い入れを実施。「急激な金利上昇を抑える姿勢を示した」(市場関係者)と受け止められ、買い戻しが殺到した。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である9月きりは23銭高の150円09銭。