2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に続落し、前日比7・66ドル安の2万5326・16ドルで取引を終えた。米中貿易摩擦に対する懸念が重しとなった。ただ、業績への期待感からITのアップルが急伸して相場全体を下支えした。
米政権が中国製品への追加関税の税率を引き上げると発表したのを受け、業績への悪影響が予想される航空機のボーイングなどが下落。前日からの下げ幅は一時、210ドル超に達した。
その後はアップルの上昇をきっかけにマイクロソフトなどのハイテク株が買われ、マイナス幅を縮小した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は95・40ポイント高の7802・69と3日続伸した。(共同)