BMW出火事故相次ぐ 韓国、運転自粛を要請

高速道路で炎上するBMWの車両=2日(江原警察庁高速道路巡察隊提供・聯合=共同)
高速道路で炎上するBMWの車両=2日(江原警察庁高速道路巡察隊提供・聯合=共同)【拡大】

  • 高速道路で炎上したBMW車両の消火活動をする消防隊員ら=2日(江原道消防本部提供・聯合=共同)

 韓国で高級車BMWから出火する事故が今年に入って30件以上相次いでいる。韓国の国土交通省は3日、特定の車種を所有するユーザーに早期の安全点検を促し「安全が確保されるまでできるだけ運転を自粛してほしい」と呼び掛ける異例の談話を発表した。

 現地法人のBMWコリアが7月下旬に42車種、計約10万台のリコール(無料の回収・修理)を発表した後も発火事故が続き、炎上する車両の様子が連日報じられ、ユーザーの不安が高まっている。

 国交省によると、BMW側は排出ガス系統に欠陥があり、高温の排出ガスが発生することが発火原因とみている。聯合ニュースによると、BMWコリアは2017年式から、排出ガス系統の設計を変えたモデルを販売していたという。 発火問題により車が使えなくなり金銭的、精神的被害を受けたとするユーザーによる損害賠償訴訟が相次ぎ、聯合によると、千人規模の集団訴訟の計画もある。

 BMW側は、リコール対象車の所有者に安全点検が終わるまで無償で代替車両を提供している。(共同)