パイオニア、決算で「継続に疑義」注記 取引行から借り換え合意得られず

パイオニアの森谷浩一社長
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 パイオニアは6日に発表した2018年4~6月期決算短信に「継続企業の前提に重要な疑義が生じている」と注記した。18年3月期まで2年連続で連結最終損益の赤字を計上しており、経営改善計画の具体化が遅れ、取引銀行から借入金借り換えの合意が得られていないためと説明している。

 4~6月期の連結最終損失は66億円で、前年同期の20億円から拡大した。カーナビなどの相手先ブランドによる生産(OEM)事業が振るわず営業赤字となった上、訴訟関連費用など特別損失を計上したことが響いた。

 1年以内に返済が必要な短期借入金は6月末時点で327億円。19年3月期の最終損益予想は公表していない。