男性育休、最短でも1カ月 積水ハウスが制度導入へ

 積水ハウスは、男性社員に最短でも1カ月の育児休業を与える制度を導入すると発表した。社員の子育てを応援することで、多様な人材の定着や採用につなげたい考えだ。9月1日から制度をスタートし、研修の充実などで対象者全員の取得を目指す。

 積水ハウスでは2017年度、子育て中の男性社員の9割以上が育休を取得したが、平均日数は2日間にとどまった。男性が長く休みにくい雰囲気を一掃するため、今回「キッズ・ファースト企業」の標語を掲げ、安心して休める風土の醸成を図ることにした。対象は3歳未満の子供を持つ男性社員で、導入時点では約1300人。最初の1カ月分は有給扱いとするほか、業務との調整がしやすいよう分割での取得も可能にする。今年10月には、対象者とその上司を集めて研修会を実施する。

 政府は20年までに男性の育休取得率を13%とする目標を掲げているが、厚生労働省の17年度の調査では約5%にとどまっている。