携帯電話大手3社ともに増収増益確保 4~6月期 金融など周辺分野好調

携帯電話大手3社の平成30年4~6月期連結決算
携帯電話大手3社の平成30年4~6月期連結決算【拡大】

 携帯電話大手3社の2018年4~6月期連結決算が6日出そろい、3社ともに増収増益を確保した。携帯契約数は頭打ちで電話料金収入が減収傾向にある中、金融関連など周辺分野が好調だった。ソフトバンクグループはサウジアラビアの政府系ファンドなどと昨年設立した投資ファンドの運用益が大きく寄与した。

 ソフトバンクの最終利益は前年同期比で約57倍の3136億円。ファンドの成果に加え、前年に金融派生商品の損失があった反動で躍進した。傘下の英半導体開発大手アームが中国子会社を売却したことに伴う利益も寄与した。売上高は4.0%増の2兆2727億円だった。

 KDDI(au)は売上高が1.9%増の1兆2217億円で、最終利益は3.0%増の1786億円。割安な料金プランが通信料収入に響いたが、インターネット通信販売や金融決済サービスなどの収入が伸びた。

 NTTドコモは、売上高に相当する営業収益が3.8%増の1兆1766億円、最終利益は9.2%増の2183億円。家庭向け光回線サービスの契約の伸びが貢献した。