ペッパーが加入案内、将来の無人化視野 クレジットカード「イオンカード」で実験

カード加入の案内など接客に取り組むペッパー=7日、千葉市のイオンモール幕張新都心
カード加入の案内など接客に取り組むペッパー=7日、千葉市のイオンモール幕張新都心【拡大】

 イオンフィナンシャルサービスは7日、クレジットカード「イオンカード」の加入案内などで人型ロボット「ペッパー」などを活用する実証実験を始めた。効果を検証しながら拡大を進め、2019年度にカウンター業務の無人化を目指す。

 実証実験ではイオンモール幕張新都心(千葉市)のカードカウンター周辺に、人工知能(AI)を搭載した電子看板(サイネージ)とペッパー2台を配置。

 利用者がサイネージの前に立つと年齢や性別などを識別し、その人に合ったカードなどを画面に表示して提案する。その後、ペッパーが自律走行して利用者を受け付けカウンターまで案内などする。実際のカード加入の最終的な手続きはスタッフが行う。

 物珍しさなどもあってペッパー導入による集客効果は高く、利用者数は1日約200人と予想。実際のカード加入件数は、通常のカウンターよりも2件多い5件程度と見込んでいる。

 受け付けカウンターは、従来の2~3人から1人態勢となり人員の効率化が図られた。小売業の現場は人手不足が深刻化しており、同社は将来的にカウンター業務の無人化を進める方針を打ち出している。