新車の燃費などの測定に関してスズキに不適切な検査が見つかった問題で、スズキは9日、鈴木俊宏社長が同日中に記者会見を開いて説明すると明らかにした。
出荷前の車を対象とした排ガスや燃費測定試験をめぐっては、SUBARU(スバル)と日産自動車で不正行為が見つかり、国土交通省が車メーカー各社に社内調査を指示していた。国交省は9日中に調査結果を公表する見通し。
スズキ関係者は「手続き上のミスがあった」としている。
マツダも国交省から検査の不備を指摘されており、9日に説明する方向。両社とも国交省への報告は終えている。