電通、純粋持ち株会社移行を検討

 電通は9日、親会社として子会社の株式を保有しグループ経営を主導する「純粋持ち株会社」の体制へ2020年1月をめどに移行する検討を始めると発表した。19年3月下旬に予定する株主総会での承認を目指す。純粋持ち株会社の傘下に分離後の事業会社などを置く。事業部門に権限を移し、適正な統治の仕組みを確立することで、組織の一体性と法令順守を強化する狙いだ。

 電通はこの日、18年12月期の連結最終利益予想を従来の616億円から795億円に上方修正した。カカクコムの株式の売却益を計上する。18年6月中間決算は最終利益が前年同期比64.9%減の107億円だった。労働環境の改革に伴う費用として、54億円を織り込んだ。