ローソンに銀行免許交付 流通業界からの参入は3社目

10月から銀行営業を開始するローソン(ブルームバーグ)
10月から銀行営業を開始するローソン(ブルームバーグ)【拡大】

 金融庁は10日、ローソンに銀行業の免許を交付した。ローソンは10月15日に営業を開始し、金融サービスを強化する。流通業界からの銀行参入は、セブン&アイ・ホールディングス、イオンに次いで3社目。

 ローソンは現在、約1万4000店のコンビニ店舗の大半に現金自動預払機(ATM)を設置。提携銀行の預金の出し入れや振り込みができるが、定期預金やローンには対応していない。店舗に設置したATMならではの金融サービスの提供で利便性を高め、来店客の増加につなげる狙いがあるとみられる。

 麻生太郎金融担当相が免許を手渡す際に「銀行業務も変わってきており、利用者の利便などに新しい試みを期待しています」と語りかけると、受け取ったローソン銀行の山下雅史社長は「ご期待に応えられるようやります」と応じた。

 ローソンは2016年に設立した準備会社の商号を今年7月に「ローソン銀行」に変更。今月1日には金融庁に銀行業の免許申請を行ったと発表した。