iPhone価格、天井に接近 周辺サービス・アクセサリーに活路 (1/2ページ)

今年6月に開かれたイベントで披露された「アップルウオッチ」の新モデル(AP)
今年6月に開かれたイベントで披露された「アップルウオッチ」の新モデル(AP)【拡大】

 米アップルの投資家は長年、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の後に何が来るのか疑問を抱いていた。その答えは、アイフォーンに取って代わる新製品ではなく、アイフォーンへの依存を強めるサービスとアクセサリーのコレクションの充実だろう。

 直近の四半期決算発表では、アップルが最近、販売台数ではなく販売単価の上昇を通じてアイフォーンの成長を図っていることが確認された。アイフォーンの売上高は4~6月期(第3四半期)に20%増加した。約1000ドル(約11万円)の「X(テン)」の売れ行き好調を追い風に、平均販売価格(ASP)は724ドルに上昇し、前年同期を19%上回った。

 ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は7月31日遅くのアナリストとの電話会議で、ASP(ネット経由のアプリケーションサービス)の上昇が近い将来繰り返されないことを示唆。「アイフォーンのASPについて私が唯一言及するのは、過去に比べて著しく高い水準で4~6月期が終了している点だ。7~9月期(第4四半期)に入る中でそれに留意することが重要だ」と述べた。

 この発言はアップルがアイフォーン価格を全体的に大きく引き上げない方針を示唆する。ブルームバーグ・ニュースの報道によると、アップルは顔認証機能搭載の低コスト機種のほか、Xの更新版とXの大型機種の3機種の投入を計画している。価格は700ドル程度から1150ドルと予想されており、現行価格水準並みとなる見通し。

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