「イタトマ」が100店以上減少 親会社キーコーヒーも苦渋 リストラ拡大へ (1/3ページ)

 カフェチェーンのイタリアントマト(東京都品川区)の国内店舗が、2008年からの10年間で100店舗以上減少していることが分かった。カフェチェーンとの競合などが直撃したとみられ、親会社のコーヒー大手が改善策を検討している。(東京商工リサーチ特別レポート)

 東京商工リサーチの取材で分かった。

 イタリアントマトは、国内コーヒー大手、キーコーヒー(東証1部)の連結子会社。イタリア料理を全面に出したカフェ「イタリアントマト」を直営とフランチャイズ(FC)で展開している。

 だが、ここにきて地方を中心に相次いで閉鎖し、10年間で100店舗以上が閉鎖された。

イタリアントマトのホームページ

イタリアントマトのホームページ

◆関連企業が連鎖破綻

 また、青森県、宮城県、静岡県などでイタリアントマトのFC店とケーキ工場を運営していたティー・アンド・ティー(東京都港区)、南九州エリアオーナーだったアイ・ティー・ケイ(宮崎県都城市)が、それぞれ8月6日に東京地裁から破産開始決定を受けた。運営会社の破綻に連鎖し、不採算店の一部も閉鎖に追い込まれている。

 キーコーヒーの担当者は、「既存店の業態転換や不採算店の閉鎖は今後も進める」と話し、さらなる店舗網縮小の可能性を認めた。

 イタリアントマトの売上高は2014年2月期の約57億7700万円をピークに減少し、2018年2月期は約40億5700万円まで落ち込んでいる。

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