室内環境をエアコンが“先読み” 三菱電機「霧ヶ峰」新モデル

三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の新モデルは、人工知能で室内環境の変化を予測し、快適な温湿度を保つ=21日、東京ビッグサイト(山沢義徳撮影)
三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」の新モデルは、人工知能で室内環境の変化を予測し、快適な温湿度を保つ=21日、東京ビッグサイト(山沢義徳撮影)【拡大】

 三菱電機は21日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新モデルを発表した。搭載した赤外線センサーと人工知能(AI)が室内の温度・湿度がどう変化するかを予測し、自動で最適な運転モードに切り替える。Zシリーズ(想定実売価格約22万~40万円)と、左右のファンが独立駆動するFZシリーズ(約33万~45万円)の計18機種で、11月から順次発売する。

 搭載したAIは、過去の外気温や室内環境のデータから学習して予測精度を高める仕組み。現行機にも冷房などの設定温度を自動調整するAIが搭載されているが、新モデルは冷房や除湿、送風といった運転モードもAIが判断して切り替えるよう改良した。

 また、従来は屋外温度43度までだった冷房の運転保証温度を46度に向上。別売りの無線LANアダプターで、スマートスピーカーによる音声操作もできる。

 Zシリーズは月産2万台、FZシリーズは2500台を計画。同社の空調関連の売上高は約7200億円(平成30年3月期)だが、高機能化や海外販売の拡大で33年3月期に1兆円を目指す。