トヨタ、中国巻き返しへ本腰 新工場設立、先進技術拠点も検討 (1/2ページ)

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 トヨタ自動車が、出遅れていた中国市場での巻き返しに本腰を入れ始めた。広州市に新工場を建設するなど生産能力を増強するほか、自動運転など先進技術の研究拠点の新設も検討する。世界最大の市場である中国で、研究・開発から生産まで一貫して手掛ける体制を整え、先行するドイツのフォルクスワーゲン(VW)などを追い上げる。

 トヨタは中国の自動車大手との合弁会社が運営する広州市の工場に年約20万台を生産できる建屋を新設する計画だ。既存の建屋でも年約12万台分の能力増強を予定し、この工場の生産能力は、現状の年約50万台から2021年ごろに年80万~90万台程度へと増える見通しだ。

 天津市の合弁工場でも年約12万台の能力増強を計画している。トヨタの中国全体での生産実績は17年に114万台だった。工場の拡張を通じて生産能力を21年ごろまでに約170万台へと引き上げ、200万台規模への上積みも視野に入れる。

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