トヨタ紡織が新会社、自動車の防音機能を評価

 トヨタ紡織は、自動車の防音機能の評価を手掛ける新会社ATNオートアコースティクス(愛知県大口町)の試験設備を報道陣に初公開した。エンジンのない静かな電気自動車(EV)が普及するとみて、タイヤと路面の摩擦音などこれまで目立たなかった騒音を軽減する部品の開発に生かす。

 新会社は車の防音部品を手掛けるスイスのオートニウムと日本特殊塗料との合弁で、今年3月にトヨタ紡織の大口工場内に設立した。

 この日は音を吸収する素材で覆われた「半無響室」などを公開した。

 新会社の鶴岡一夫最高経営責任者(CEO)は「電動化で車内の快適さが従来以上に重要になる」と強調し、自動車メーカーや部品メーカーからの試験需要が伸びていくとの認識を示した。