三菱電機、5G基地局向けの光通信機器を発表 11月に発売

三菱電機が発売する「25Gbps EML CAN」(三菱電機株式会社ホームページより)
三菱電機が発売する「25Gbps EML CAN」(三菱電機株式会社ホームページより)【拡大】

 三菱電機は4日、次世代通信規格「5G」に対応した携帯電話基地局向けの光通信用デバイスを11月発売すると発表した。汎用(はんよう)性が高い従来規格品として、業界で初めて毎秒25ギガビットの伝送速度を実現。同分野は日米3社でシェアを分け合う構図になっており、高性能品の早期投入で、2年後の5G商用化に向けた設備更新需要の取り込みを図る。

 光通信用デバイスは、基地局で受け取った携帯電話からの電気信号を、有線通信用の光信号に変換する製品。従来規格「TO-CAN」の同社製品は毎秒10ギガビットが最速だったが、多くのデータをやり取りする5Gの導入に向け伝送速度を向上。一方で消費電力は従来製品と比べ40%低減した。同分野で三菱電機の世界シェアは約30%。5G需要を取り込み、高周波・光デバイス事業の売上高を2017年度の340億円から20年度に500億円へ伸ばすのが目標だ。