【木下隆之のクルマ三昧】一刻も早い新東名「6車線化」を マナーもスキルも高いドイツ (1/4ページ)

新東名高速道路の新静岡インターチェンジ(IC)-森掛川ICの110km/h試行区間を示す道路情報表示
新東名高速道路の新静岡インターチェンジ(IC)-森掛川ICの110km/h試行区間を示す道路情報表示【拡大】

  • 東名高速と新東名高速の所要時間を示す道路情報表示

 先日、宿泊先のホテルにあった静岡新聞の見出しを見て驚いた。静岡・御殿場から愛知・豊田まで新東名高速が開通してまだ間がないというのに、「県内6車線化を進める」との記事が踊っていたからだ。

 驚いたのは、いよいよ日本も6車線化を迎えるのか…という歓迎ではなく、まだ6車線化に踏み切れないでいたのか…という呆れである。

◆車線は広々、路肩もたっぷりなのに…

 特に、この日僕は、コース幅がとても広いことで有名な富士スピードウェイを走行した。走行後に新東名高速に乗り入れ、そのまま鈴鹿サーキットに向かう道すがらだったから、感覚が広さに麻痺していた。そのこともあって、日本の道路整備計画のモタモタが気になったのであろう。

 新東名高速は、6車線の道路幅を確保しながら、事業圧縮のために一部を4車線にすることで開通させたという経緯がある。だから、車線は広々しているし、路肩にもたっぷりと余裕がある。しかも、路面は鏡のように整っている。

 だというのに、片側2車線に減らされていたのだから、なおさらようやくの6車線化は待ちに待ったであり、今までの進展の遅さへの苛立ちだったのである。

 しかも、最高速度を100km/hから110km/hへの引き上げを検討しているといいつつも、110km/hに設定した試験区間はまだまだ少ない。

アウトバーンは車線を減らさない