アップルの英社買収を承認 欧州委、独禁法に当たらず

スマートフォン用「シャザム」アプリのアイコン(ロイター)
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 欧州連合(EU)欧州委員会は6日、米アップルによる音楽検索アプリ「シャザム」を運営する英企業買収を承認したと発表した。音楽ストリーミングサービスを持つアップルが買収すれば利用者の選択肢が狭まり、EU競争法(日本の独占禁止法に相当)に違反する恐れがあるとみて、欧州委が本格調査していた。

 欧州委は調査の末、買収について「音楽ストリーミング市場(の幅)を狭めることにはならない」と結論づけた。同アプリは、周囲で流れる音楽を認識し、曲名などを表示できる。日本を含め毎月数億人が利用しているという。買収額は約4億ドル(約443億円)と報じられている。

 欧州委は2月、オーストリアやフランスなど7カ国の要請で、買収を巡る市場調査を実施。その結果、複数の問題が浮上したとして、本格調査を始めた。