孫正義氏、米銀各行に融資要請 ソフトバンクIPO引き受けを材料 (1/2ページ)

 ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が、過去最大規模となる見込みの通信子会社の新規株式公開(IPO)への参加を希望している米金融機関に対し、融資を提供するよう求めていることが分かった。関係者が明らかにした。

 SBGは通信子会社ソフトバンク(SB)のIPOで重要な役割の確保を目指す引受業者候補に対し、グループの他の部門への貸し付けを提案すべきだと伝えている。

 関係者によると、協議されている選択肢の一つは、複数の銀行が計80億ドル(約8850億円)を融資することだという。関係者によれば、この案ではソフトバンクが保有する英半導体設計会社アーム・ホールディングスの株式を担保として使う。

 関係者によると、SBGは追加資金を確保しやすくするため、SBのIPOへの参加の可能性といった材料で銀行の気を引いており、傘下企業の株式を担保とすることを含め選択肢を協議している。融資を提供する金融機関はIPOで役割を得られる可能性が大幅に高まるとみられているという。

 SBG広報室の抜井武暁氏は電話取材に対し、それは事実ではないと述べ、それ以上のコメントは控えた。

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