8月の日銀貸出残高2.2%増

 日銀が10日発表した8月の貸出・預金動向(速報)によると、国内銀行の月中平均の貸出残高は前年同月比2.2%増の458兆2951億円だった。地方銀行による不動産やエネルギー関連など幅広い業種への融資が堅調で、6年11カ月連続で前年を上回った。

 大手銀行などの「都銀等」は0.7%増の212兆1184億円となった。企業の合併・買収(M&A)が一巡、主要貸出先の大企業は手元資金が潤沢なため、伸び率は小幅にとどまった。地方銀行と第二地方銀行の合計は3.5%増の246兆1767億円だった。

 都銀と地銀・第二地銀を合わせた実質預金と譲渡性預金の残高は、3.7%増の708兆4472億円だった。