三菱マテ子会社3社を起訴 2社は前社長も在宅起訴 東京地検特捜部 (1/2ページ)

 大手素材メーカー「三菱マテリアル」(東京)のグループ会社による製品データ改竄(かいざん)事件で、東京地検特捜部は12日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪で法人としての子会社3社を起訴したと明らかにした。このうち2社の前社長については、不正への関与の度合いが大きいとして同罪で在宅起訴した。

 起訴されたのは「三菱電線工業」(東京)と「ダイヤメット」(新潟市)、「三菱アルミニウム」(東京)の3社と、三菱電線の村田博昭前社長(61)とダイヤメットの安竹睦実前社長(60)の2人。

 起訴状によると、3社は平成28年以降、顧客と合意した仕様を満たしていなかったにも関わらず、虚偽の検査成績書などを作成して顧客に示したとしている。

 三菱マテリアルは昨年11月以降、この3社を含むグループ会社5社で不正があったと発表。今年3月に公表された最終報告書によると、これらの会社ではマニュアルに従って日常的にデータを改竄。不正製品の出荷先は計762社にのぼり、最長で40年ほど前から行われていたという。

 データが改竄されていた製品は、三菱電線が航空機用のゴム製品、三菱アルミニウムが自動車用のアルミ製品、ダイヤメットは自動車用のギアなど。

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