東芝子会社、自動荷下ろしロボット開発 30キロまで1時間350個以上

 東芝インフラシステムズ(川崎市)は、荷台から荷物を自動で下ろしてベルトコンベヤーに載せるロボットを開発し、東京都内で11日から始まった国際物流総合展で初公開した。30キログラムまでの荷物を1時間当たり350個以上、下ろすことができ、疲労で作業速度が落ちる人よりも効率的。人手不足に悩む物流現場に売り込みたい考えだ。

 紙幣やはがきなどの情報を即座に読み取り高速で分類する東芝の得意技術を生かして開発。担当者は「われわれの技術のリボーン(再生)」と力を込める。

 ロボットはカメラやセンサー、レーダーを搭載し、積み荷の状況や荷物との距離を自動で認識。積み方がばらばらだったり、箱のデザインが違っていたりしても下ろすことができる。

 最近はペットボトル飲料などが取り出しやすいようにミシン目が入った段ボールが多い。段ボールの上部だけを引き上げると破損することがあるため、荷物をつかむアーム部分を工夫し、側面もアームが吸着して重さを分散させるようにした。