【スポーツbiz】全米テニスで快挙、大坂なおみの可能性 スポンサーも期待 (3/3ページ)

 スポンサー各社はいい契約をしたと思っている。イメージが合えば、できるだけ長く継続したいと考える。また、新たに契約を結ぶ会社も少なからず、現れてこよう。それを現実にしていくのは、大坂である。

 王座に就いたものは標的となり、長く君臨するにはいままで以上の努力が求められる。セリーナも、男子シングルスで3年ぶり3度目の優勝を果たしたノバク・ジョコビッチも、そうして今日の地位を築いた。

 「初心」忘れるな

 この優勝で、大坂は優勝賞金380万ドル(約4億2189万円)を手にした。これまで彼女がプロとして獲得した賞金、320万ドル(3億5520万円)を一気に上回ったことが話題になっている。セリーナの獲得賞金は日本円にして、実に約96億円だと聞く。金で何かを語ることは好きではないが、トップ・プロ選手のすごさがよく分かる例えであろう。

 大坂は、トップへの扉を開けた。どんな未来が待ち受けているのか楽しみだ。その人となりは日本テニスの未来をも左右する。どうか初優勝の「初心」を忘れずにいてもらいたい。(産経新聞特別記者 佐野慎輔)