【現場の風】ホンダ 軽商用バン、使い勝手や乗り心地追求 (2/2ページ)

新型軽バン「N-VAN」の開発責任者を務める本田技術研究所の古舘茂主任研究員=7月、東京都港区
新型軽バン「N-VAN」の開発責任者を務める本田技術研究所の古舘茂主任研究員=7月、東京都港区【拡大】

 --開発で特に苦労した点は

 「一つが(助手席側の柱を取り除く)ピラーレスで、ボディーを補強すればいいという単純なものではない。衝突でボディーがどう変形するかを見極めながら、高い強度を目指した。荷物を積んでも安定して走れるよう車体構造や足回りを工夫しており、そこでも苦労した」

 --街中で映える車にもこだわった

 「商店街に行くと、おしゃれな店の前に外国車がたたずむ光景をたまに目にする。軽バンが路地裏に置かれるようでは寂しい。N-VANが、店の前に止めておきたくなるような身近な存在になることを目指している」

【プロフィル】古舘茂

 ふるだて・しげる 1991年ホンダに入社し、本田技術研究所に配属。7代目「アコード」や3代目「オデッセイ」の車体排気設計に従事後、初代「N-BOX」の商品開発責任者代行。2015年から現職。岩手県出身。